万一のために、自分や大切な人の身を守る、最低限の知識は身につけておきたい。
海外旅行や海外出張の時に頭の片隅に置いておこう、と整理したこと。
基本の6点
- 写真は、気を付ける。
制服を着ている人、空港関連施設、女性、僧侶、は撮影しない。スパイ疑惑持たれる - デモや暴動には近寄らない
- 大気汚染に備えて。
中国だけじゃなく、インドも結構深刻。マスク必須。PM2.5の数値がWHO基準の16倍。 - 蚊が危ない。ジカ熱、デング熱対策にディート入りの虫よけを持つ。
ディート:忌避剤として最も効果的で、効力も長持ちすることが示されている。2016年現在、人体用害虫忌避剤において有効成分の高濃度製品(ディート30%)が認可され、市販されている。
感染が報告されていない国でも、ただ報告がされていないだけ、かもしれない。 - 外務省のたびレジに登録する。
サイト
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ - 緊急連絡先は紙にも書いて、持っておく。
スマホの裏とかに英語+現地語で、(出張なら自分の所属する現地法人の連絡先含めて)書いた紙を貼っておく。それを現地の人に見せて、助けを求める。
最後に頼りになるのは、やはり現地語の分かる現地の人。
危険な3つの状況
テロ
- 連続爆発が主流。一回目の爆発があったら、まずはそこから遠くへ離れる。
人間の心理として、自分の目で見て確かめて、安心したくなる。それに逆らって遠くへ逃げないと、2回目に巻き込まれる。 - 鼓膜が破れていたら、病院に早めに行く。
内臓もやられている可能性大。 - 銃撃時には、伏せる。足を開く。
足を開くのはダメージを受けるのを片足にだけに留めるため。片足なら、まだ逃げられる。両足くっつけていると、両足ともやられる可能性が高まり、まったく逃げられなくなる。 - 逃げる、隠れる
撃たれても、基本はとにかく逃げる。 - 当局の指示に従う
例えテロに巻き込まれた被害者だとしても、現地当局はあなたに対してテロリストと同じ扱いをする(後ろ手に縛られ、拘束される)
唐突な行動を取れば、当局からテロリストと認定されて、撃たれるので必ず当局の指示に従う。
爆発や地震などによる建物崩壊
空間を確保して、大声ではなく金属同士を叩いたりなど、周りのものを使って音を出して自分の存在を知らせる。声を出し続けていると器官に汚染物質が入る可能性が出てくる。
誘拐
- お金は、素直に出す。
持っているものを、素直に出す。交渉すれば、すぐに相手の手が動く。 - 自尊心を保つ。あきらめない。
その他の心構え/準備

- 何かに巻き込まれたら、まずは落ち着く。
好きな写真、好きなにおい(香水など)、好きな本とか、日常生活に戻れるもの・自分が落ち着くことができるものを携帯する。 - 有事の際には陸路で逃げる必要が出てくるかもしれない。米ドルもしくは隣国のお金があると安心。
楽しく、有意義な海外での時間を過ごせますよう。
ご安全に!